アイピルとは、モーニングアフターピル(緊急避妊薬)の一種です。避妊に失敗した際に一定時間内に服用することで着床を防ぐことができます。大人の女性なら知っておくべき薬の一つです。

アイピルについて知って納得する女性

低用量のピルとアイピル|処方には血圧測定が必須

婦人科やレディースクリニックで低用量(OC)を処方してもらう場合には、血圧測定が必須です。低用量ピルの処方が受けられるのは、最高血圧140mmHg以下、または最低血圧90mmHg以下です。この値を超える高血圧の人に対しては、低用量ピルはメリットよりもデメリットが大きくなってしまうので、血圧値が正常値に戻るまで処方することができません。
低用量のピルは生理痛の緩和やPMS(月経前症候群)の緩和などに利用されていますが、それよりもホルモン量が多い高用量ピルは、緊急避妊薬として使われます。
アイピルも緊急避妊のひとつで、黄体ホルモン(プロゲステロン)と黄体ホルモン(プロゲステロン)の2種類のホルモンが高濃度で配合されています。これらが体内に入ると、脳下垂体にある排卵を促すホルモン(LH、FSH)が減少するため、妊娠を回避させることができます。
緊急避妊薬は内服するだけで避妊ができるという、手軽で効果の高い避妊方法です。これで避妊することができれば、中絶手術のような悲しい経験をせずに済みます。
ちなみに、アイピルを飲んだからといって、その後赤ちゃんができなくなるわけではありません。また、低用量ピルも、服用をやめればすぐに月経が戻ってきます。
不妊の原因になるから避妊薬は飲まないという人もいますが、これは間違いです。悲しい事故を防ぐためにも、緊急避妊薬は活用したほうが良いですし、女性のQOL(生活の質)の向上のために低用量ピルを使っても良いです。
要は使う目的が定まっているならば問題ないということです。PMSで苦しんでいる人や、SEXのたびに望まない妊娠のリスクに怯えている人は、ピルを活用してみると良いでしょう。